先日、知人(同業者)から、最低な顧客にあたって困ってるという愚痴話を聞きました。
完成間近の運用評価の段階で、てんこ盛りの要望が出てきたみたいです。
中には、あきらかな仕様追加や、そんなの聞いてないよ~という後出しじゃんけんの類など。
仕様追加や、まとまった作業が必要な仕様変更など、これらは、通常は有償対応になります。
一方、最初の仕様にはないものの、ちょこっとした修正の場合、無償での対応が殆どだと思います。

ところが、今回は、『ちょこっとの修正だから』の無限ループ状態らしいのです。
いつまでたっても終わらないという賽の河原状態に陥ってるとのこと。

世の中、なんでも限度はあります。
あまりにも度が過ぎると、これ以上の対応は有償でということになってきます。
そして、今回もそのような流れになっていきました。

しかし、知人曰く、ここからが、大変な炎上状態になったみたいです。
その顧客の社長さん曰く、
『完成間近で最後の調整をお願いしているだけなのに、なんで金払う必要あるねん!おかしいやろ!』
とのこと。

『いや、最後の調整レベル超えてるし(心の声)』

ものには限度があるくらい、誰でもわかりそうです。
そう考えると、この顧客(社長さん)が『鬼悪魔』に感じます。
話を聞いていて、最初はそう思って聞いてました。
が、色々と聞いていると、要件違いを起こしての修正要望も幾つかあったみたいです。

要件違いの数が多いとか、重要と思うところでやらかしていると、印象が悪くなります。
顧客の方は、最初の思っていたのと違うのが多すぎるという悪印象を持ちます。
恐らくですが、一方的にお客様が悪いわけでもないと思えます。

そうは言うものの、やはり、度を越しているのも事実です。
(コストには非常に厳しい社長さん…といより、周囲の評判はかなり悪いみたいです)

いくところまでいってしまうと、もはや理屈では解決できません。
そうなると悲惨な結末になってしまいます。
どのような顛末になるか気になります。
とりあえず、検討を、じゃなくて、健闘を祈ります。