いつも見積もりの際に悩むことがあります。
ノウハウに関する価値をどのように金額換算して見積もるか?

いつも変な心理が働いてしまいます。
ノウハウがあるから、他の人より圧倒的に少ない時間で開発できる場合に悩んでしまいます。
本来、悩む必要なんてないのに…です。

例えば、普通の人が100時間かけて開発するソフトがあるとします。
それをA君は10時間できるようなシチュエーションの場合に悩みが出ます。
100時間分の見積額を出しても問題ないわけです。
80時間程度で競争力を意識した見積もりにするとか…
でも、なんか気が引けちゃうんです。
さすがに、10時間の見積もりはしないにしても…
こういう時って、競合他社があってくれた方が以外に値決めしやすかったりします。

でも、私の知り合いの開発者(協業者)たち、皆さん超がつくエキスパートな方々なのです。
上の例えは極端ですが、知り合いに開発を依頼するときには見積もりに悩みます。
もちろん、開発当事者の方々と必ず一緒に決めるので、もめるとかはないのですが、
信頼して任せていただくシチュエーションが多く、その場合は余計に決めづらかったりします。
ただ、これって、本当にありがたいし感謝感謝です。

ソフトウェア開発は、知識集約型に分類されています。
が、このような思考プロセスになるのは、根っこの部分は労働集約型という意識があるのかも知れません。
と感じるのは私だけでしょうか。