最近、Office系でなくGoogleのアプリケーションを使用する機会が増えてきています。
しかし、Google系のアプリケーションを使用する場合、ちょっとやっかいです。
小さなな不満点については、Googleドキュメント、Googleスライドなど色々とあります。
が、最大の不満点(というよりは欠陥です)は、スプレッドシートの作図機能です。
作図できる範囲が小さすぎるため、正直、使い物になりません。
また、Excelのようにセル上で作図できず、専用のダイアログ上でしか作図ができず面倒です。
私の場合、頭の整理にExcelを使いまくります。
(要件定義書などのドキュメント作成時は、ここからコピペ&編集して利用します)
タブごとに、
ヒヤリング、要件項目の整理、問題点整理、ソリューション整理
などを別々のワークシートとして定義してメモを入れていきます。
キモは、
システムや業務など様々な俯瞰図を描いたり、
ビジネスモデルや課題の概念図を描いたり、
画面の構成要素を描いたり、
とにかく作図しまくることです。
これらは、仕様書とか提案書などで再利用することも多く、自分にとって作図は特に重要なことです。
業務フローなんかは、整理の段階ではUMLの図面を使います。
が、大枠をとらえるための概念図や俯瞰図はUMLは使いません。
これらは、お客様の目にも触れるからです。
しかし、絵的なセンスゼロのUML図面は、読み手が見たくないような図にしかなりません。
(エンジニア向けとしては、UML図面は便利で優れものです)
ところで、ここまで色々な作図をする人って、まわりにはいません。
なので、スプレッドシートはダメダメと言っても誰もとりあってくれないんです。
ご支援先の開発会社様が、Googleアプリです。
まぁ、私が特殊なのだろうと自分に言いきかせ、スプレッドシートと格闘しています。
スプレッドシートのメリットとしては、
作図範囲が限られているので、図面をシンプルにしようと試みることでしょうか。
そして、どうしても複雑とか面積をとってしまうような図面については、
Excelで作図しイメージにしてスプレッドシートに貼ります。
にしても、Googleアプリ達、もう少し進化して欲しいです。
せめて、スプレッドシートの作図機能だけは、まともになって欲しいものです。