製品のリリース直前に、不具合が発見されることは少なくありません。
ときには、リリース日までに対応しきれない数の不具合が見つかることもあります。
このような状況では、製品開発と受託開発で対応判断が異なるケースがあります。
■ 製品開発の場合は優先順位(割り切り)が必要
すでにリリース日がアナウンスされており、日程変更が難しい状況での大量の不具合が発生した!
すべての不具合を修正するのは現実的ではありません。
・致命的な不具合(作業継続が不可能なもの)は必須対応
・回避可能な不具合(代替手段があるもの)はリリース後に対応
といった優先順位付けで対応すべき不具合の絞り込みが求められます。
関係者からすると、どれも重要に見えて優先度の判断ができない場合があります。
この場合でも、「割り切り」による判断は不可欠です。
■ リリース後の対応を前提とした運用設計が重要
致命的でない不具合を積み残してリリースする場合は、以下のような対応が求められます。
・不具合の影響範囲や代替策を明示する
・今後の修正予定を含めたアナウンスを行う
(顧客や関係者の信頼を損なわないための丁寧な情報発信)
■ 製品リリース後がスタート
ソフトウェア製品にとって、不具合ゼロでのリリースは理想ですが、現実的には困難です。
むしろ、リリース後にどう製品を育てるかという視点が重要です。
・ユーザー要望への対応
・機能の進化
・不具合の改善
など、不具合の改善も含め『どう育てていくかの一貫した視点』が重要だと思います。