前回に引き続き、業務改善の一環として、業務システムのパッケージ製品の導入検討に関するお話です。
製品説明会で何となく『行けそうな感じ』との感触は得たものの、この後どのように検討をすすめていくか?
まず、
多くのお客様と同様に、現状使用している帳票類は、新しいシステムでも既存と同じ業務フローで対応が可能か?の検討からはじめます。
今回のシステム導入を検討されているお客様も、業務プロセスによって様々な帳票類を印刷する必要があります。
ひとつは、帳票印刷自体を見直しできないか?の検討も行いますが、規約上印刷が無くせないものも多くあります。
現状は、Excelなどで管理し、必要に応じてデータを加工、別管理されたデータをマージ、といった編集を行い帳票にあったフォームで印刷されています。
これが結構手間なのですが、Excelで色んなものを管理した際のあるあるだと思います。
そして、システム導入した際に期待することと言えば、まぁ、システムからワンクリックで欲しいものが出て欲しいわけです。
ということで、次に検討すべきこととして、
・現在使用している全帳票を集めてもらう
・システム導入することで、必要が無くなりそうな帳票を予め除外
・そのうえで、検討中のシステムで管理運用できるか?
を検討していきます。
全てがすんなりと導入できればハッピーです。
そうあって欲しいのですが、すんなりといかないものは必ず出てきます。
帳票のために、
・現状とシステム導入後でどれくらいワークフローの変更が必要なのか?
・新システムの別の機能を活用することで代替手段が取れそうか?
・そもそも機能として存在しないのでカスタマイズ開発が必要なのか?
などなど、様々な切り口で分類整理が必要です。
何れにしても、提供側ベンダー様とのすり合わせは、この先何度か必要になってくると思われます。
まずは、ベンダーとの打ち合わせのための準備を一緒にすすめていきます。