マーケティング戦略や経営戦略なんかで使う戦略フレームワークがあります。
多分、有名なやつだと思います。
『誰に、何を、どのように』のフレームワークです。
筆者は、製品化に関する整理でもこのフレームワークを使います。
ありがちな製品化のパターンとして、
・案件で何となく横展開ができそうだな~と思える案件に出会った
・この技術(保有していることが前提)を使うとこんなに素晴らしいものができるのに…
など、いわゆるシーズドリブンな場合です。
モノづくりをされている方なら、このような想いを持たれたことがあるのではと思います。
このようなシーズドリブンな製品はモノ自体は素晴らしいものが多いと思います。
(多いというのがこれまでの実感というか体験でした)
ただ、市場ニーズを冷静に把握しないと市場にフィットしない製品になる可能性があります。
なので、マーケッティング調査は必ずやる必要があると言われています。
もう少しいうと、
仕様を固める際にも必ず運用や使用目的などを整理した方が良いと思っています。
こういったことを整理する際に、『誰に、何を、どのように』が便利です。
・誰が何のためにその機能が必要なのか?
・どのような使われ方(頻度、回数、難しさなど)をするのか?
・どのような実現手段で実現するのが良さそうか?
といった感じです。
個人的にはこのフレームワークはシンプルですがどこでも使えて便利だと感じています。
製品化開発だけでなく、外部仕様を固める際にもこのフレームワークで整理すると便利だと思います。