昨日は、あるお客様のご依頼により、導入候補の1つである業務システムの製品説明会に同席参加しました。
※このお客様では、業務改善の一環として、幾つかの業務システム(パッケージ製品)を検討されています。

ということで、漠然と参加して聞いても勿体ないので、
説明会の前に、関係者に集まっていただき、事前に確認したい項目(というか留意事項)をみんなで洗い出してから説明会に望みました。

もちろん、このお客様先では、業務分析のためのヒヤリングを何度か実施しており、担当の方もこれまで、お客様業務における特異な点や現状の問題点など、ふんわりとした感じでは共有できています。
その前提があるので、説明会開催直前でもサクサクっと洗い出し作業ができたのです。

説明会にて、事前に洗い出しておいた項目を逐次確認していったわけですが…
質問したことに対しては、『大丈夫です。できますよ。』という明確な回答です。
『実際にこの画面でこのように…』、って感じで明確な説明でした。
まぁ、ある意味予想通りでした。
さすが、その業界での標準となるべく販路拡大をされているベンダーであって、受け答えもなかなかの強者でした。

とりあえず、事前に洗い出した項目に関しては、全て満たしていることはわかりました。
つぎの検討としては、『できますよ』と回答のあった機能に対し、お客様の業務フローにどれだけマッチングしているか?の分析です。
そして、この次の評価が重要なんです。
特に、ギャップがあった場合に、
・業務がシステムに寄せることができるのか?
・システムをカスタマイズしないといけないのか?
の見極めが重要になってくるわけです。

基本的には、業務を寄せていくことが基本です。
カスタマイズはよほどのことが無い限り最後の手段的なものです。
といった前提条件で検討を始めていくことになります。

とりあえず、『何となく期待できそうかも?』ということまではわかったわけですが…
ここからが勝負どころです。
導入検討しているお客様にとっても、導入したいベンダー様にとっても。